オレのセカイ

今夜も月がきれいだね

熱くなりたい

第436回「今このゲームにハマってます!」



「ハドソン、ハドソン、ハドソ〜ン」

日本中の少年少女たちは、ファミコンの2コンに向かって声がかれるまで叫び続けた・・・


バンゲリングベイ


このとんでもないゲームが発売されたのは20年以上前の1985年のことだったらしい。

そんなに昔のことだったのか。伊藤君の家で「ハドソン」だの「ワァー」だのって

叫んでいた自分の姿を昨日のことのように思い出せるのに・・・・・・・


って、そんなわけがない。「バンゲリングベイ」の思い出は、すでに遠い昔のかすかな記憶に

なってしまっている。


でも、あの紙のことは本当に昨日のことのように思い出せる。


オレがあの紙に出会ったのは、たしかドラクエ3が一世を風靡していたころ。

休み時間、トイレから教室に戻る途中、一片が10cmくらいの真っ白い紙が廊下に

落ちているのに気が付いた。なにかと思い拾って裏を見てみると、紙の中央に大きく、

隣のクラスの生徒だったK君の、中途半端に似ている気持ちの悪い似顔絵が

描かれていて、その下に、


「森の万蔵があらわれた。コマンド?」


たしかK君は「マンジョウメ」って呼ばれていたけど、万蔵という名前ではなかった。

(といってマンジョウメという名前でもなかったんだけど)

何故万蔵なんだ?何故森に住んでるんだ?なんて溢れる疑問を抱えながら

紙の下のほうを見ると「たたかう、にげる、じゅもん、ぼうぎょ」といった見慣れた

コマンド群が。


世界広しといえども、紙の中の生き物と戦えるのは一休さんぐらいである。

オレは当然「にげる」を選択、紙をあった場所に戻し、その場から逃げ出した。




子供の頃はあんなにゲームが好きだったのに、今ではほとんどゲームをすることが

なくなった。歳とともに飽きっぽさが加速度的に上昇、何をやってもすぐに飽きて

しまうようになったからだ。


ああ、何か熱中できるものが欲しい・・・・・

テーマ:懐かしのゲーム - ジャンル:ゲーム

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